「転職は勢いが必要。でも退職届は勢いで出してはいけない」

  1. AccessJobトップ
  2. ブログ一覧
  3. 「転職は勢いが必要。でも退職届は勢いで出してはいけない」

「転職は勢いが必要。でも退職届は勢いで出してはいけない」

「もう無理。辞めよう。」
仕事で嫌なことがあった日、そう思ったことはありませんか?
上司に怒られた。
人間関係に疲れた。
仕事が多すぎる。
給料に納得できない。
そんなことが重なると、「明日から行きたくない」「もう退職届を出してしまおう」と思ってしまうことがあります。
でも、ここで一度だけ立ち止まってほしいのです。
転職には、ある程度の「勢い」が必要です。
一方で、退職届を出すのは、勢いだけで決めないほうがいい。
一見矛盾しているようですが、この2つはまったく別の話なのです。

■① 転職活動は「考えすぎる」と動けなくなる
転職を考えている人の中には、「もう少し経験を積んでから」「資格を取ってから」「もっと良い求人が出てから」と、なかなか行動に移せない人がいます。
もちろん準備は大切です。
しかし、完璧なタイミングを待っていると、いつまで経っても動けません。
気になる求人を見つけたら、まず仕事内容を調べてみる。
応募条件を確認してみる。
会社について調べてみる。
必要なら応募してみる。
転職活動は、実際に動いてみないと分からないことがたくさんあります。
「転職するかどうか」を決める前に、「どんな求人があるのか」を知っておくだけでもいいのです。
まず動いてみる。
この小さな勢いが、転職活動のきっかけになります。

■② でも「今日辞める」は少し待とう
一方で、退職については話が変わります。
嫌なことがあったその日に、
「もう辞めます!」
と退職を決めてしまうのは、少し危険です。
なぜなら、退職すると収入や生活にも影響するからです。
次の仕事は決まっているのか。
転職活動にはどのくらい時間がかかりそうか。
生活費はどのくらい必要なのか。
退職後の健康保険や年金などはどうするのか。
こうしたことを考えずに辞めてしまうと、後から焦って仕事を探すことになる可能性があります。
「今の会社を辞めたい」と「今すぐ会社を辞める」は、同じではありません。

■③ 先に求人を見ておくメリット
「辞めたいけど、次の仕事が見つかるか不安。」
そんな人こそ、退職する前に求人を見てみましょう。
今の経験がどんな仕事に活かせるのか。
自分の希望する給与の求人はあるのか。
未経験でも応募できる仕事はあるのか。
通勤できる範囲にどんな会社があるのか。
これを知るだけでも、かなり気持ちが変わります。
「思っていたより選択肢がある」と分かるかもしれません。
逆に、「希望する条件だと、もう少し準備したほうがよさそう」と分かることもあります。
求人を見ることは、退職を決めることではありません。
自分の次の選択肢を知るための準備なのです。

■④ 「辞めたい理由」を一度だけ整理してみる
そして、もう一つ大切なのが「なぜ辞めたいのか」です。
人間関係が嫌なのか。
仕事内容が合わないのか。
給与に不満があるのか。
勤務時間が厳しいのか。
将来が見えないのか。
それとも、いくつもの不満が積み重なっているのか。
ここを整理しないまま転職すると、次の会社でも同じ問題にぶつかってしまうことがあります。
たとえば、「とにかく今の会社から離れたい」という理由だけで転職すると、次の会社に入ってから「ここも違った」となる可能性があります。
転職で大切なのは、今の会社から逃げることだけではありません。
「次はどんな環境で働きたいのか」を考えることです。

■⑤ 勢いは「辞めるため」ではなく「調べるため」に使う
転職を考えたときに必要なのは、何も考えずに退職する勢いではありません。
「ちょっと求人を見てみよう」
「気になる会社を調べてみよう」
「一度応募してみよう」
という、最初の一歩を踏み出す勢いです。
そして、退職するときには冷静に考える。
この順番が大切です。
転職活動を始めたからといって、必ず今の会社を辞めなければいけないわけではありません。
求人を見て、「やっぱり今の会社でもう少し頑張ろう」と思うことだってあります。
それも立派な転職活動の成果です。

■まとめ|動くのは早く、決めるのは冷静に
「転職したい」と思ったら、まずは動いてみましょう。
求人を見る。
条件を比較する。
気になる会社を調べる。
自分の経験がどこで活かせるのか考える。
転職活動は、早く始めたからといって損をするものではありません。
でも、退職については少し冷静に。
次の仕事。
生活費。
働き方。
そして、自分が本当に変えたいもの。
これらを考えてからでも遅くありません。
転職は、人生を変えるきっかけになることがあります。
だからこそ、「もう嫌だ!」という勢いを、そのまま退職届にぶつけるのではなく、まずは求人を探すエネルギーに変えてみてください。
もしかすると、今の会社を辞めることより先に、「こんな働き方もあるんだ」と新しい選択肢を見つけられるかもしれません。
転職は勢いが必要。
でも、退職届は勢いで出さない。
このくらいの距離感が、後悔しない転職にはちょうどいいのかもしれません。
お仕事紹介&無料相談はこちら